漫画『うらら迷路帖』を読む

最近Kindleでまとめて購入して読んだ、『うらら迷路帖』が面白かったので紹介したい。 

Amazon.co.jp: 芳文社キャンペーン(7/16まで): Kindleストア

うらら迷路帖』はまんがタイムきららミラク(休刊)→まんがタイムきららで連載していたタイトル(完結済み)。形式としてはストーリー4コマ。

少女と占い、時々おなか

少女と占い、時々おなか

  • 発売日: 2017/09/01
  • メディア: Prime Video
 

 アニメも放送されていた。 が中途半端なところで終わるらしい。

『占い』という不思議

占い師が集う街『迷路町』で、女の子たちが一人前の占い師(うらら)を目指す物語。『占いを中心とした町』ってスピリチュアルさあって惹かれますねぇ。

そんな世界観を体感したくなって本作品を手に取った。

主人公・千矢の振る舞いは非常識的なところがあったが、夢に対して一生懸命。

そんな彼女は「紺」「小梅」「ノノ」とであう。一緒に修行したり、成長していく。

同期として出会う女の子たちの、一緒に努力する姿、誰かが思い悩むシーンにも一緒に協力して立ち向かう姿は癒し。

好きなことを志す、っていいなぁ…って気持ちを久しぶりに思い出した。

夢に対して一生懸命な千矢のポジティブさ、しかし破天荒なところも普通じゃなくて面白かった。

アニメ版OPもそれを踏まえた歌詞でいいですねぇ。

一方、『呪い』など伝奇ホラー的な少々重い要素が散見されるが、それらはわりとあっさりな扱いだな、という印象。全体的には優しい世界。

非日常的な町を舞台とした日常&青春ファンタジーものとして楽しむのが良いと思う。

作中の印象的だったシーンとしては、ノノ(ジャケット左下の少女)の夢が決まるシーンにグッと来たなぁ。

 

このブログ的な余談をするとチュウニズムに収録されており、難易度EXPERT譜面をランクS以上でクリアすると『チュウニ番占』という称号がもらえる。

音ゲーってその日の体調測れるしある意味占いみたいなものだな!

和風なビジュアル

『迷路町』という街で物語が展開されるのですが、町全体の和風なビジュアルがぐぐっときた。

キャラクターも着物や袴のキャラが多く、作中の雰囲気も相まって印象に残る。和装少女いいぞ…

しかしそんな和装少女たちの中でも、

主人公ですぐに服を脱ぎたがる野生児の千矢、(主人公がお色気担当って斬新だなぁなんて思ってた)

ある魔法使いに憧れている小梅(そのためよく洋装を披露する)

と中身の面でもビジュアル面でも個性的な面々がアクセントになっていて、見ていて楽しいですね。

6~7巻の怒涛の展開

6巻で大きく物語が動きますが、そこからの展開はスピーディかつまとまってました。ちょっと急ペースに話をたたみ始めたか?と思いましたが。

大きな問題にみんなで対峙して協力する展開いいよね…燃え…

うらら迷路帖 (7) (まんがタイムKRコミックス)

うらら迷路帖 (7) (まんがタイムKRコミックス)

  • 作者:はりかも
  • 発売日: 2019/07/25
  • メディア: コミック
 

 完結済み・総巻数10巻以下と手が出しやすいのもポイント。手は出しやすいけど、彼女らの迷路町での日常をもっと見たかったなーと思ってしまいますね。

絵や世界観に惹かれたらおすすめです。

余談

Kindleの77円セール(期限は7/16まで!)で筆者が購入した対象コミック

Amazon.co.jp: 芳文社キャンペーン(7/16まで): Kindleストア

11巻分位だと普通に一冊買うより安い。

筆者と波長の合いそうな人は、もしかしたらこれらの作品にもハマるかも?

逆にこれらの作品が好きな方、筆者の好きそうな漫画を挙げてもらえると喜びます。