Android搭載E-inkタブレット!BOOX Nova2を購入した!ファーストインプレなど

8/5 筆者の間違いがあったため、記事を更新、一部画像を差し替えました。

今回は新しく買ったガジェットを紹介していく。

今回購入したのはAndroidタブレット、『BOOX Nova2』

普通のスマホタブレットと違って、画面に電子ペーパー『E-ink』を採用しているのです。

電子ペーパー搭載端末で有名なのはAmazonKindleあたりでしょうか。

 白黒しか表示できませんが、消費電力が非常に低く、液晶よりも目に優しいのがポイント。

睡眠科にかかっていた私としては、夜寝る前に液晶の画面を見るのは良くない…と言われていることもあり、前々からそんなKindleが気になってはいました。

しかし、どうしても購入に至れない部分がありました。

それは、KindleではKindleしか読むことができないということ。

hontoなど別の電子書籍サイトを使うことも多い私としては、そこがどうしても気になる…!

そこで最近Android搭載のE-inkタブレットが出たことを知りました。

BOOX Nova2 7.8 ePaper

BOOX Nova2 7.8 ePaper

  • メディア:
 

 AndroidならKindle以外の電子書籍も、それ以外の用途にも使えるかも…!ということでポチっちゃいました。

Onyxという中国の会社が製造しているらしい。日本ではヨドバシ.comから買うことも可能。中国は面白いもん作るなぁ…

https://www.yodobashi.com/product/100000001005733383/

全ての店舗でお取り寄せとなるが、7/30にヨドバシ.comで注文したら8/1の晩には店舗に届いていた。

開封の儀

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USBケーブル、保証書、ガイドブック、保護フィルム、ペンが付属。

BOOX 7.8 Leather Case Grey for Nova2 Nova Pro Nova

BOOX 7.8 Leather Case Grey for Nova2 Nova Pro Nova

  • メディア: エレクトロニクス
 

 ケースも同時購入した。

付属品に画面保護フィルムが入っていたのがありがたい。反射控えめ、ざらざらで筆者好みの質感。

 大きさは7.8型サイズ。バックライトも白系と暖色とで調節できる。

一般的な文庫本サイズなので小説を読むには十分そう。

最初の苦労!日本語入力ができない

通電したらまず本体ファームウェアをアップデート。

設定→アプリから、Google Playを有効化。

ログインするとGooglePlayが使えるようになる。が、アプリを探そうとして日本語入力が出来ないことに気付く。

 これで一応日本語入力はできますが、 予測変換が黒塗りで見えなかったり、使い勝手は微妙…

いろいろ試したところ、日本語入力はGoogle日本語入力より『Gboard』を使う方がよさそうでした。

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こちらなら予測変換時に画面リフレッシュが最小限なので見やすいです。筆者はQWERTY配置をデフォルト設定にした。

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Gboardは端末のデフォルトストアからインストールできます。このストアでは、電子書籍ストアアプリやOfficeなどそろっています。

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設定画面の下の黒いところをタップすると追加言語が選べる。ここで日本語を追加。

これで入力しやすい環境にはなりましたが、

どの文字入力を用いても遅延を感じられるので、ちょっとストレスがたまります。まぁ印字分からなくてもボタンの切れ目が分かりやすいだけマシ……。

ノート機能を試す

電子ノートとしてはかなり使えるかもです。筆ペン、味があっていいね。

クリスタのベクターレイヤーのような感じで、消しゴムのストローク消しが使えるのが便利。

実験。お絵描き用途にはどうか?

ワコムデジタイザーペンを搭載しているとのことで、真っ先に考えるであろうことを試してみた。

ストアで、メディバンペイントをインストール。
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ペンのストロークが終わってから描画されるので、筆圧感知以前にレスポンス最悪ですwwこれはこれで楽しいけど。

ちなみにペンの上部をひっくり返すと消しゴムツールとして使えます。デフォルトで使えたのはびっくりした。

 結論:お絵描きはノート上でのみならあり。

 電子書籍を読む

Kindleを入れて電子書籍を試す。

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GA 芸術科アートデザインクラス 3巻 GA 芸術科アートデザインクラス (まんがタイムKRコミックス)

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隣り合わせの灰と青春 (幻想迷宮ノベル)

小説は超快適。ページ送りも快適です。

漫画の時だけ上部メニューが真っ白なのはなぜでしょうね…

8/4更新

Twitterでリプライをいただきまして、色々判明しました。

前画像ではどうしてこんなに画像が暗かったのかというと、どうやら私が設定ミスしていたらしい。

間違った仕様を広めていたことにお詫び申し上げます。それに伴い、記事を更新しております。

しかし思っていたより綺麗…感動しました!

コントラスト設定は画面上部をスワイプすると出てくる。

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筆者のようにうっかり最大値の100にしないように。ああなるぞ。

Twitterをする

これはとても見やすくてよかった。f:id:kikyou_kiki:20200803233212j:image

アプリは公式アプリ。

電子ノートは中間色の表示が苦手という仕様があるので、やはり背景が白基調なのが良い。

ちょっと触ってみての欠点などまとめ

E-inkの宿命か、画面切り替え時に白黒したり、スクロールに残像があったり、ボタンの色がつぶれたりもよくあって操作がしにくいことが多々あるので、ブラウザやスマホ用のアプリをバリバリ使うのは厳しい。

しかしメインでAndroidを使ってる人なら、ボタンの色潰れがあっても元の色の画面と見比べながら対処できるので、この端末を使いこなすのは既にAndroidにある程度慣れてる人でないと難しいかも…。

しかしAndroidを搭載しているからこそ、様々な可能性を試してみたくなるもの。E-Ink端末向けにチューニングしたアプリとか出たらなー。

使えるアプリをストアから発掘したり、キーボードを繋いでワープロ化したりできないか、またPDFを使うことが多い筆者的にはPDFビューワーも試してみたいな、と思う。

現状、読書、電子メモ、Twitter用途なら快適に使えるかも?