今回は、音ゲーを支える会社をテーマにちょっとした話を。
自作コン作ったりコントローラー改造したりゲーセン店員だったりしたらお馴染みかもしれませんね。
ボタンの部品に使われているメーカーをご存じでしょうか。
メーカー純正!の三和電子?
インフィニタスコンにも使われた芝商事?
それともDAO??
ここに自作コントローラーを作った時に使ったボタン一式があるのでもっと細かい形で見ていきましょう。
マイナスドライバーをこのように突っ込めばランプホルダーからマイクロスイッチを取ることができる。
ボタン・・・芝商事で購入。
LED電球・・・秋月電子にて購入
T10 LEDウェッジ球 青色: LED(発光ダイオード) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
マイクロスイッチ・・・OMRON製。
オムロン製。
どこのボタンを使ってもこのパーツ構成はほぼ共通である。
体温計や体重計より叩いたオムロン製品
オムロン?健康家電の??
ハイそうです。
このブログを見るような人は体温計や体重計より音ゲーのボタンを叩いた回数の方がはるかに高いでしょう。
オムロンは京都にある世界的電機メーカー。ヘルスケアは部門の一つである。
センサーやリレー、そしてスイッチといった制御機器に欠かせない部品を生産している。
共立エレショップの検索窓に「オムロン」と入れて検索してみると様々なセンサーやスイッチを見ることが出来る。
あ、皿センサー自作で使うやつだ!!
じつは音ゲー以外に限らず主に照光式押しボタンに使われているマイクロスイッチ。
全国のゲームセンターほとんどでオムロン製が使われているはず。
しかも初代ビートマニアから同じものが使われていたはずなので、20年近くも同じ製品が生産されているということになる。
マイクロスイッチの感覚はばねと並んでボタンの重さに直接影響する要因でもあり、プレイヤーの好みが出てくるところでもある。
いつもと変わらない打鍵感なのも、オムロンさんがマイクロスイッチをずっと生産してくれているからなのだ。
電子工作やってると分かると思うけど、廃盤になっていく部品も数多くある中で、製造を続けてくれていることにありがたさを感じる。
しかもあれだけ酷使されてるのに耐久性もあるのすごいと思うわ…
ちなみに筆者のホームは0.49Nスイッチ+20gばねの設定となっております。
最後に
ご冥福をお祈りいたします。