突然ですがここって一応音ゲーメインのゲーセンブログなんですよ。なんか妖怪学園にハマって忘れかけてたけど。
あーでも、そういえば妖怪ウォッチってアーケードゲームがあったような…?あれは今でも稼働しているんだろうか。
調べたところ、 『データカードダス ウキウキペディア学園Y』が稼働しているとの情報が。よし早速遊びにいってこよ!
データカードダスなんてたまごっちコンテスト以来だな~!
…10月7日でサービス終了のお知らせがあるんですが…。
ちょっと前までは8月頃終了予定と書いてあったので、いつ終了してもおかしくないよなぁ、という所はあったが。
最初のブームの頃から続いていた、『妖怪ウォッチともだちウキウキペディア』シリーズが、終了していく所に今立ち会うことになるなんて。
まだアニメ放送中なのに。現在進行形でハマってるコンテンツだからつらいんですが。泣いて良いですか。
ところでキッズカードゲームは一般的なビデオゲームや音楽ゲームなどとは事情が異なり、カードが切れたら稼働することができない(法律が関係している)。
インカムが好調な場合は店舗にカードのストックがあることが多いので、実際は告知期間より長く稼働していることがある。カードが切れた場合稼働不可能になるため、筐体はメーカー回収となる。
しかし今回、日付が決められているあたりどうやら一律っぽい。というのも、このウキウキペディアの筐体を再利用して、新機種にコンバートすることになっているそうだ。
更新が2017年で止まってるのに、まだまだサービス終了と言わないオトカドール先輩を見習っておくれ。
音ゲーらしいのが音ゲー好きとしては気になってしょうがないんですが、穏やかでいられない…まずはコンバートで消滅、そうでなくともカード切れで消滅という二段構え!
これ結構コンバートにかかる作業量が多いらしく、近所のゲーセンでは終了日より早い4日の時点で稼働停止して作業してたし。
なんか今更になって、かつてのBeatStream勢の気持ちが分かった気がするよ…
あれはオンライン通信必須な仕様上、この世から消えるしかなかったんだもんな…コンバート式だったため場所によっては前日遊び納めできなかったところも彷彿とさせる…。
そんな悲しみに包まれながら、早速筐体を探しに行って遊びに行ってきた。
もう二度と遊べなくなると思われるので、写真と動画で色々記録してきた。プレー動画とかもあるけどどうやって上げようかね…
始めてからサ終までのおよそ一ヶ月で課金した額です pic.twitter.com/SjC5eKdrV1
— kikyou(3KA) (@kky3ka) 2020年10月7日
早速遊んでみる
恥ずかしいので小学生はまずいないと思われる、夜9時台の家電量販店とか、深夜にも稼働してるゲーセンに凸って遊んでた。
ディスタンスを守るよう言われる紅丸が見られるのはおそらくアーケードだけ!
モード選択ではY学園と従来通りのシステムのマップとを選択できる。
カード読み込みをスキップすると、早速性別と年齢を登録してゲームを開始する。
一回しか名前を覚えられないジンペイくんがかわいいプレイヤー登録 pic.twitter.com/56ROpLPHgz
— kikyou(3KA) (@kky3ka) 2020年10月5日
ネームエントリーは間違えても一回だけやり直しできるんだけど、それを「あと一回なら覚えられそうだぜ!」と表現するのがめっちゃ好き。かわいい。
性別を男の子にするとデフォルトネームがジンペイだった。女の子はフブキ。
Y学園のマップを選択。ってか前作そのままのシステムでも遊べるのはもっとプッシュすべきところなのでは、と思う。
初めて学園に放り出された直後の単純明快すぎるチュートリアル pic.twitter.com/ARJMxeKN0A
— kikyou(3KA) (@kky3ka) 2020年10月5日
「おれは寺刃ジンペイ!」
「よく来たな!おれとバトルしようぜ!」
さあ、妖怪HEROとバトルだよ!
自己紹介とこれから何をするかを端的に表したテキストですね。
バトルになるまで出会って二セリフである。さすが戦闘民族主人公。
いやもっと解説すべきするところあるんじゃ?
全体的にゲーム説明が不親切な気がする…バトルのコマンド効果とかいまだに理解できていないんですが。
バトルシステムは、攻撃など行動コマンドをスロットを止めて決めるシステム。
行動コマンド一つ一つがロールになっており、妖怪ウォッチの絵柄で止めると大ダメージのチャンス。
ボタン連打でゲージを貯め、たまったゲージの時間分、スティックを回して連続攻撃。
ゲージがたまると各キャラクター固有の必殺技も発動できる。
5ターンで決着がつかないと連打で勝敗を決める。ここは真剣に。
なお全力でやるとボタン音が響いて正直恥ずかしいです。ハッピーボタンガチ勢にやってもらいたいゲーム。
妖怪HEROと闘ってともだちになるゲームになっているが(冷静に考えるとなんで?)、マタロウはカットインやバトル中の実況で登場。妖怪を除くと寺刃くん以外ボイスがないのである意味高待遇。
バトルが終了したら、妖怪とともだちになる(仲間にする)チャンス。ともだちにならなかった場合、ガチャを回すことが出来る。
このとき100円の追加課金でカードガチャを追加することも出来る。出現するのは妖怪ウォッチ過去作のキャラクター。
課金をせびる寺刃くんが見られるのはアーケードだけ(多分) pic.twitter.com/Rfn7Mvgm1Y
— kikyou(3KA) (@kky3ka) 2020年9月27日
プレー一回でできる最大課金額は300円までなので、(大人向きカードゲームと比べると)良心的に思える…。
ガチャ後は妖怪を合成したりする強化パートに入る。
カード化するキャラが決まったら最後に写真撮影!撮影したカードがそのまま印刷される。
おそらく初回とそれ以外とで写真撮影時のモーションが違うので、オリジナリティあるカード写真が撮りたかったら繰り返し遊ぶ必要があるとみた。
カードは印刷式カードとなっている。コナミのオレカバトルやオトカドールで見た方式。
プレーに応じてじわじわ強化されて、カードのデザインも変わる。
進化の軌跡。
こちらは新規プレー時の動画を撮ったときの副産物。同じ初回でもステータスにバラつきありますね。
お目当ての強化が出来なかったなーと思ったら、強化前のカードで再チャレンジできたりするのは面白い。
カードを印刷するとゲームは終了。後ろのお友達と変わろう。まぁ深夜なんでいないんですが。
あとこのゲーム、全体的にボイスの萌えポイントが高い。どこかで回収されないかなぁと思うくらいすき。ここは語り継いで生きたい。
寺刃くんのシステム説明台詞にじわじわくる。データカードダスの対象年齢的に、自分より年下の子にはあんな感じで話すのかなーって思うとめちゃくちゃかわいい。アニメとのギャップが。
ちなみにウキウキペディア極のマップを選ぶと説明、バトル実況役がウィスパーにバトンタッチするのでそっちはしっくりくる。
これを録音したいっていう完全に個人的な要望な為にデモ音量上げてもらって本当にありがとうございます…… pic.twitter.com/QpH1lNAtSJ
— kikyou(3KA) (@kky3ka) 2020年10月7日
ランダム要素すぎて撮るのが大変だったもう一体選べるドン pic.twitter.com/89J4bAuTvr
— kikyou(3KA) (@kky3ka) 2020年10月7日
明日はね、ないんじゃよ… pic.twitter.com/vxjC2uDQqW
— kikyou(3KA) (@kky3ka) 2020年10月6日
また遊んでくれよな回収できた pic.twitter.com/yszJIMAZ0K
— kikyou(3KA) (@kky3ka) 2020年10月6日
ごめんな、約束を果たせそうにない…(つらい)(しんどい)、これがヒーローのセリフのそれでたまらん…
ヒーロー育成ゲーム(語弊アリ)のbeatmaniaIIDX HEROIC VERCEさんなんて、今稼働末期だからか、もうお別れだね、って感じのボイスを実装してきてるのに、こっちは明日があると思ってるの本当泣けて来ませんか。打ち切りエンド
遊んでみて問題に思った点。
妖怪学園Yは妖怪ウォッチシリーズほどコレクションゲームに向いていないのでは…
マップを探索して妖怪を見つけて戦って友達になるウキウキペディア極はわりと原作通りだったのに、こちらは妖怪HEROと戦って仲間にするゲームになってるのが個人的に謎。
それに本作のアニメはストーリー重視、人間キャラが多めで妖怪を集めるという要素と相性が悪そうに思える。
亜種とかをバンバン出せる妖怪と違って、変身するキャラをバンバン増やすのは難しいだろうしね…
せめて怨霊の方を出せばいいのでは?カードにしたいデザインかと言われるとびみょいけど。結局バトル相手に前作以前の妖怪出てるし、ちぐはぐさを感じる。妖怪ウォッチシリーズの方向転換に関連コンテンツが振り回されているように思う。
さらに更新が少なかったのも気になる点。それぞれの稼働日は、
第一弾:1/30
第二弾:6/18
やる気あんのか?
しかも第二弾稼働前に終了のお知らせのニュースがあるのに涙した。今アニメ盛り上がってるのに!アースウォーカーをカードにしたかったし、あの強敵と戦うイベントとかも組めただろうに。
今年は感染症の影響があったとはいえ、これは……どう見ても打ち切り
一方、好きなキャラのカード集めたいだけだったらすごく良心的なゲームなんですけどね。
仲間にしたいだけなら、マップを一周しきる(一回バトルすればOKなので全キャラ分7クレ)&仲間にする(初回で仲間になることもあるが、これは確率が絡む)。確率アップなども上手く活用したら20クレ前後で揃うのでは。
それに加え育成する(場合によっては金額がかさむ)、にしても一枚最高ランクにするのは結構すぐだったので、すぐやることがなくなりそうである。これに低更新ではインカムが望めないのもわかる気が。お小遣いが少ない子供向きとしては良いかもしれなかったけどね……。
あと自分でちまちま育成したカードより、高ランクミッションで仲間になった方が全体的にカード数値強いのもなんかモヤる。突き詰めるなら育成要素や過去のウォッチキャラ収集ガチャがやりこみ要素かなぁと思うが、そこまで追求する人がいるのか…。
全体的な展開の仕方に残念さを感じる作品でした。
最後にお礼
今回の遊び納めにあたって。ラウンドワン守口店さんにお礼を言いたい。
音ゲー方面でも、大阪府でオールできる貴重な店舗ってことでめちゃくちゃ重宝してる店舗さんではあるのですが、今回キッズカードでもオールできるってことが判明し助かりました…。
子供とバッティングすることがない深夜に遊べるなんて。しかも各種音ゲーのメンテも良いから最高だ!(露骨な宣伝)
あとすぐ近くに太鼓もあるからOP1のギンギラ銀河が叩けるぞ!
筐体の設定も、もともと他店より音量がかなり大きめだったのが嬉しかったポイントですが、最終日の稼働予定について教えてくださったり、最後にデモループを聞きたい、という最終日付近にポッときた奴のすごく個人的なお願いまで応えてくださって、本当にありがとうございました!
ほら、すぐ隣に音ゲーがあるから、デモ音切ってたのかなーと思ったので…(音ゲー好きに配慮してていい店だと思う)
また本機種からのコンバートで、奇しくも音ゲーが増えることになったので、ますます音ゲーコーナーが充実してしまうのは楽しみでもあります。
ただカードの読み取りにはちょっと癖があったので、カミズモードになってからあの筐体で遊ぶ人は注意が必要かも!