チュウニズムに追加されたパカパカパッション関連でかなり大きな供給があったのでまとめ。
パカパカパッションとは!
1998年に稼働を開始したアーケード音楽ゲーム。ちなみに初代beatmaniaは1997年に稼働開始したのだそうです。
1,2,Specialの三作がアーケード向きにリリースされており、家庭用移植版はプレイステーションにて発売。
なお開発したメーカーはすでに倒産しており、新作などの新展開には期待できない状態であった。
(現在権利を持つ会社により、ゲームアーカイブス版、サウンドトラックの配信は現在でも行われている。)
余談ですが最近PSストアの閉鎖騒ぎがあり、一度撤回されたもののいつ本当に閉鎖になるか分からないところもあるのでPSP、PS Vita、PS3本体を持っている方は今のうちにソフトをDLしておいた方がよさげです。
これを読んだ皆、今すぐ買おう。
遊び方は簡単。4つのボタンを指示に合わせて押すだけ!
昨今の音楽ゲームでは当たり前の長押しや同時押しなどの要素は一切なく、本当に押すだけ。簡単でしょ?
一発で分かるシンプルなゲーム性と、その見た目からは想像もしなかったような厳しい判定と慈悲の無いCPUがやたら印象に残っていたのだが、今思えばそれがいい。今聴いてるこの曲をいつか完璧な判定で演奏出来るようになりたい!!と静かに燃えたのだった。
そして譜面が楽しい!
このゲームは一つの楽曲に4つあるパートのうち一つを担当し通しで演奏する。
現代の音ゲーではごっちゃになりがちな、曲のパートのうち一つに集中できるのでちょっと新鮮な感覚が味わえるかも。
何よりも楽曲が今聴いても色あせない。何度聞いても飽きない。譜面を研究すればするほど、遊べば遊ぶほどに好きになっていた。
繰り返しが多く単調だと思っていたNavigatorのギター譜面をなんとなく選んでみたら、特定の箇所が面白すぎてしばらくそればかりやってた時期があったりとか。
うるさくてわけわからないと思っていたNathasia ’99、これドラム譜面めちゃ面白いな!?と思ったのがドラムパートの面白さに目覚めたのと、ドラマニにも手を出し始めた理由の一つだったりする。
そのだれでもすぐに理解できるゲーム性と楽曲には根強いファンがおり、稼働から20年経つ今でも現役で稼働しているゲーセンがあったりする。黎明期の音ゲーだけど、今やっても面白くて難しい!おすすめです。
このゲームを始めて遊んだ数日後には、自分のVita本体にアイコンが一気に3つ増えていたり。楽曲解禁後はずっとサウンドテストに籠もっていたりしたなぁ。
パカパカの曲がゲームセンターに帰ってきた
時は2015年。各社新機種が続々登場した音ゲー戦国時代。
ある新作音ゲーの登場により界隈に激震が走る。
7/16からゲームセンターで遊べる音ゲー「チュウニズム」の曲情報を公開!
— チュウニズム公式@11/4(木)『CHUNITHM NEW』稼働開始! (@chunithm) 2015年7月7日
まずは、パカパカパッション!「Blue Noise」に加え、なんと「JET」も初めから遊べます! #チュウニズム http://t.co/uytw2kf0r0 pic.twitter.com/aideLc5gIq
完全新作音ゲーの最初の収録曲に約15年前の音ゲーの楽曲が収録されていた。
過去の音楽ゲームの楽曲たちが、全国のゲームセンターに帰ってきた。
CHUNITHM AIR 最初から遊べる版権曲(等)一挙公開!(オリジナル課題曲除く)まさかのあの曲や、待望のあの曲などなど、とにかく・イロイロ・盛りだくさん!!端から端まで着目せよ!!! #チュウニズムAIR pic.twitter.com/XErkcfipl4
— チュウニズム公式@11/4(木)『CHUNITHM NEW』稼働開始! (@chunithm) 2016年8月22日
そしてそのチュウニズムのバージョンアップ版、PLUSの追加楽曲として『XL TECHNO』、
その一年後に出た次作、AIRの新規楽曲として『PRIVATE SERVICE』、
【祝!8000RT(合計10000RT)】『Evans』が!『FLOATED CALM』が!そして、TJ.hangneilさんの『神威』が堂々収録!!(コラ画像じゃありません)稼働まで残り数時間!明日は是非、AIR PLUSをプレイしてくださいね!! #チュウニズムAIR pic.twitter.com/HcEqtwgTec
— チュウニズム公式@11/4(木)『CHUNITHM NEW』稼働開始! (@chunithm) 2017年2月8日
そのバージョンアップ版であるAIR PLUSにも、『FLOATED CALM』が収録されて(一部が)非常に盛り上がった!!てか今掘り起こしてきたこの告知、何度見ても疑ってしまうな……。同時収録の面々的に。
ちなみに収録された理由は、
#コハDに質問2017夏 pic.twitter.com/YfRwlQeufl
— コハD (@Koha2010) 2017年8月14日
その後は(限定譜面とかありつつも)特に大きな展開も無く……いえ、あるイベントにて一部の熱心なユーザーからこんな質問が。
#コハDに質問2018 pic.twitter.com/ZhNi37gc4p
— コハD (@Koha2010) 2018年2月16日
……という回答があったものの、やはり実現が難しいところがあったのかしばらく音沙汰はなかった。
NEW 発表
【11/4(木)「コース」追加!】
— チュウニズム公式@11/4(木)『CHUNITHM NEW』稼働開始! (@chunithm) 2021年10月29日
『CHUNITHM NEW』からは、「コースモード」が「クラス認定」として新登場!こちらの7コースが登場するよ!レッツ腕試し!
「クラス認定」について詳しく知りたい方はこちらのお知らせをご確認ください!https://t.co/CqHbC87Upv pic.twitter.com/OtQldu8Igk
「クラス認定」のコースの一つとしてパカパカパッション関連曲のコースが追加される事が発表された!
過去作の「コースモード」にもパカパカパッション絡みのコースは存在したが、コース内容は基本的に一作限りのため、久々の登場である。
当時チュウニズムに収録されていたパカパカパッション関連楽曲は全部で5曲。
その中から三曲ってことは、XL TECHNO、PRIVATE SERVICE、Blue Noiseだろうか?と筆者は予想していた。
パカパカパッション原作におけるXL TECHNOとPRIVATE SERVICEの2曲は、高達成率を達成しないと出現しない、最終ステージの隠し曲。しかしそれだと、残るBlue Noiseはポジション的にボスかと言われると微妙な気がする。理由をつけるとしたら、チュウニのなかでは移植曲中最高難易度だったりするけども。
コースの最後に新規移植曲があるとか。さすがにそれはないか。
しかしパカパカに関連したコースの追加でも私としては非常に嬉しい。
前述のように、開発したメーカーはすでに倒産しており、新作などの新展開には期待できない状態であり、今後の供給には期待できないと思うところもあったので、このような形でスポットが当たるだけでも嬉しいことである。
【11/4(木)「ULTIMA」追加!】
— チュウニズム公式@11/4(木)『CHUNITHM NEW』稼働開始! (@chunithm) 2021年11月3日
『CHUNITHM NEW』稼働日から遊べる「ULTIMA」はこの5曲!さらに「FLOWER」は「BASIC」~「MASTER」も合わせて復活するよ!「MASTER」よりも難易度の高い譜面が遊べるので、腕に自信のある方はぜひチャレンジしてみてね! pic.twitter.com/XbLZKvFepf
新規難易度の追加…だと!?
追加譜面というものは音楽ゲーム機種において既存の過去曲が話題になる数少ない機会の一つである。
ははあ、なるほどなるほど。これで先ほどの疑問にも納得がいったぞ!JETのULTIMAがクラス認定の新ボスなんだな!!
新作祭りの一度だけでなく二度もパカパカにスポット当ててくれるなんて粋なことをしてくれるではないかチュウニもといセガ。もうこれが一生分の最後の供給なんじゃないか。
嬉しくて100円入れちゃう。
―――このときは、このあとで起きる展開を全く予想もしていないかった……。
稼働日直前の生放送で、
【11/4(木)「VARIETY」楽曲追加!】
— チュウニズム公式@11/4(木)『CHUNITHM NEW』稼働開始! (@chunithm) 2021年11月3日
「PACA PACA PASSION Special」より、楽曲「XL TECHNO -More Dance Remix-」が『CHUNITHM NEW』に登場!
▶配信はコチラ!https://t.co/tp5MlW9zHl pic.twitter.com/KVPCP5D8QN
……ん、見覚えのあるジャケット画像…
…………あぁ、パカパカパッションのサントラね。
………………曲名はPRIVATE SERVICE、ん、新規譜面は昨日発表されたところよ。……ってジャケット画像が違う!?
……………………(゚Д゚)<!?
>「PACA PACA PASSION Special」より、楽曲「XL TECHNO -More Dance Remix-」が『CHUNITHM NEW』に登場!
>楽曲「XL TECHNO -More Dance Remix-」
ゆ、夢にまで見た新規移植曲が!!!?
ここで満を期しての稼働前日の生放送によって収録を発表というサプライズ展開っ!!
パカパカの曲ならどれも名曲なのでいつ何がきても嬉しい!!とは思っていが、自分が最初に触ったパカパカがSpecialで、この曲を出現させるために頑張っていた時期があり、個人的に思い入れもあるし好きな曲なんだけど、既に収録されている曲のRemixだしまぁないかなー、とも思っていた中のチョイスで驚き。
原作がおよそ20年前で展開も終了しており、流行のアニメとか今時の音ゲーの楽曲と比べれば話題性も知名度もマイナーなゲームなので、多くを望めないと思うところもあった。
今後万が一にも曲が増えるとしたら、AIRの時のように、新作稼働時の数ある収録曲の一曲としてしれっと追加されるしかないんだろうな、とも思っていた。
こうしてデカデカと単独という破格の扱いにもなんだかグッとくるものがある。ここまで二度にわたるパカパカを推しての展開が完璧すぎる。楽曲の出典まで表示してくれてるところ好きだよ!
こんなにあればみんなも気になってきただろうパカパカパッション?さあやろうパカパカパッション。
さて、筆者がこの記事を書いたのはセガのチュウニチームへの感謝もありますが、
ある曲が追加されることによって喜ぶ層が居るんだな!!ってことを伝えたい。
また楽曲が増えたりとかあると思うので、皆様選曲率へのご協力よろしくお願いします。たのむ。
あっ今作には、曲が布教出来て相手の選曲回数も握ることの出来る神モード、オンライン対戦が追加されたのでここで投げるのも良きですね!!(邪悪な発想)
もうここまできたら、いっそ当時担当していた作曲家を連れてきたりとか……期待してます。
ここだけの話、某人気機種の楽曲の続編とかよりもこの機種の楽曲の続編なら純粋に喜べる人も多いと思いますよ…(それほとんどが元ネタに気づけないやつだろ、という気がしなくもないが)。
【2022/04/29 追記】
『CHUNITHM NEW PLUS』はいよいよ明日稼働!
— チュウニズム公式@4/28(木)『maimai でらっくす』マップ&コンテスト最優秀楽曲追加! (@chunithm) 2022年4月13日
カウントダウン最終日の本日は、稼働日から追加される要素をご紹介!「コース」の追加や、今回も個性たっぷりの譜面が登場する「WORLD'S END」さらには「チーム限定楽曲」と「ULTIMA」も追加されるよ!明日の稼働をお楽しみに! pic.twitter.com/vH7PNJAX3Q
NEWバージョンアップ版、NEW PLUSにて譜面追加!!!
おまけ
赤譜面の時点で13+とパカ曲内ではすっかりボスの扱いだ……!(感激)
確か今作は難易度改定があったとかで新13+は旧基準での12+相当になるんだっけ。
うぉぉ、嫌というほど判定が取れなくて悔しかった既視感ある配置がしっかりチュウニズム上で再現されてて苦しい気持ちになりつつも楽しい。なんだか感慨深い。嬉しくて泣きそう。
……で、問題の紫譜面、これは筆者の地力的には適正外なのを承知で飛び込むんですが。
だってやりたいんだもん!!レーティングなんて知るか!!!
これは、公式ネタ譜面枠……!?
筆者は遊びながらめちゃくちゃ笑ってたけど。もっとチュウニらしくAIRとかFLICKとか独自のノーツマシマシの譜面をバシュバシュしたかったかなーと思うと複雑な気分であるけど。
布教したいんだけどこれ投げて友達減ったりしない?あと譜面のせいで選曲率に影響したりしてない?大丈夫?
私にとって忘れられないであろう誕生日プレゼントになりました。ほんとうにありがとう。(NEW稼働日11月4日生まれ筆者)