もう二週間がたったか。
さて、無事完結した妖怪学園Y高等部編について、語りながら総評を書いていこうと思う。リアルタイムの記憶があるうちに語るのはコレが最後になるのではないだろうか。
たたき込まれる怒涛のギャグと超展開でまるでジェットコースターか、ってくらい最後まで勢いで突っ走っていったアニメでしたね…。
毎回の体感視聴時間15分くらい。自分にとってはカオスカルトアニメ。
そして感想記事も書いてて楽しかった!
毎度の感想記事、あらすじを書いてそこに感想を入れるというまるで実況のような形に落ち着きましたが、書いてて良かったなぁと。
例えば動画サイトやSNSの実況コメントって面白いけど、期間が過ぎると観られなくなったり観るのが難しくなるのがなんだか寂しく思えてきて…。
自分一人の分だけですけども、過去の筆者と実況するような感じの楽しみ方をしていただければと思います。ニュースも添えて当時のオタクの悲鳴を感じていただければ幸いです。
ただこんなにも毎回密度がおかしいアニメなので、どうしても拾いきれなかったネタとか書いた後に思い出した話も多くて、思い出し次第過去記事にこっそり書き足していたりするとか…。何度か観ると意外にも気づく点が多かったのよね。
え?その感想解釈違いです?推しに関する記述が少ない?そう思ったならあなたも感想ブログ、やろう。私がみたいんで。
あと、今までの感想記事についてなのですが、
途中の話数までは本放送に追いつくためにかなり駆け足で観ていたこともあり、短文感想でまとめていたので後で個別記事化したいなぁ、とも思っていたのですが、今書くとなんかいろんな感情が入り交じりそうで当時の感想とはすでに変わってきそうな雰囲気がする。なので保留にさせてください。
そこは当時もっとちゃんと書いていれば良かったと後悔してる。
各話リンクと所感
ここからは、一話ごとに軽く紹介しつつの総評。ネタバレ含む。
本日18時頃に投稿しましたキャストコメントにつきまして、1枚目の寺刃ジンペイ役 田村睦心さんからのコメント画像が見られない不具合が発生しているようですので再度投稿させていただきます。#妖怪学園Y https://t.co/AeDmbyRcRy pic.twitter.com/syXVzMDV2U
— ゲーム「妖怪学園Y」公式 (@game_yokai) 2021年1月21日
53話
新章開始すぐに謎だらけだった主人公が片親だと判明する&母親死亡シーン(死因:交通事故)という、どこかレベルファイブ感がある開幕だった…(そこで感じるのかよ)
続いては、ジンペイに見た目がそっくりな
— ゲーム「妖怪学園Y」公式 (@game_yokai) 2021年1月21日
芦矢ライムを演じる、潘めぐみさん(@han_meg_han)です✨#妖怪学園Y pic.twitter.com/2yTRMAijNB
次は、高等部生徒会長である豪万蛇スグル役の丹沢晃之さんです🌟#妖怪学園Y pic.twitter.com/11I6YzlJix
— ゲーム「妖怪学園Y」公式 (@game_yokai) 2021年1月21日
芦矢ライム、豪万蛇スグルが初登場。 芦矢ライムくんは主人公とそっくりという見た目、敵か味方か分からない謎な所も相まって、初登場から面白キャラでしたね。
54、55話
ここから高等部潜入編。
最後は大人っぽい魅力を持つ高等部3年生、阿万手ラナ役の沼倉愛美さん(@numakura_manami)です✨#妖怪学園Y pic.twitter.com/jdfBbq0IXm
— ゲーム「妖怪ウォッチ」公式 (@game_yokai) 2021年1月21日
さらに、自警団「須ン選組」の局長、須佐野オウジロウ役の熊谷健太郎さん(@k_kumagaihk)からも✨#妖怪学園Y pic.twitter.com/H5fPSOi2VO
— ゲーム「妖怪学園Y」公式 (@game_yokai) 2021年1月21日
ラナとオウジロウが初登場。
56、57話
ここで過去の妖怪要素とフブキの過去(とまさかの過去作要素)。次回登場する空亡といいこれからもそんな要素が出てくるのかと期待されたが……。
なおこの回のあるCMによって高等部編は1クールだったことが判明する。
もともと劇場版で予定されていた話だったらしいが、劇場版でまとめきれるのかこの話…。と誰もが思っていたであろう。尺を考えるとTVシリーズでむしろ良かったのかもしれないし、予定通りに劇場版だったら全然違う話になっていたのかもしれない。
58話
過去がテーマの一つである高等部編。
今作は各キャラの過去に触れる回が少しでもあるのって正解だな、と思いました。
レベルファイブ作品でキャラの過去に触れるのって珍しいような。妖怪シリーズはやはりジバニャンの過去に定評があるからだろうか。
ってか過去エピソード、家庭環境に問題ありそうな生徒多そうだな!?
何人かは学園に入るときの書類どうしたんだ。そんな出自不明な人間までも(人間じゃないのも)受け入れるからこの学園は宇宙人に侵略されかけるのでは。
前回のCMで1クールだと判明したせいか、この回は異様に展開が早かった……。
59話
60話
やはりOPの映像とか、テーマとなっている過去へのタイムトラベルと聞いて、もしかして前世絡みか…!?過去の妖怪とか出たりする!?過去キャラと出会う展開もあるのかも…!?と初めは皆妄想したのではないだろうか。
でも実際に出てきたものはアトランティスだった。確かに過去だけども。そして前回登場した空亡くんなんにも関係なかった。なぜいたのか。
と、振り返れば気になってしまうようなところがある…。
61話
アトランティスに関しては一見ツッコミどころに見えて、高等部キャラの出自に深く関わっている上に、芦矢ライムくんの設定は面白かったです。なぜ似てるのか説明はなかった。
今作、宇宙人など見た目は人間だけど人外系のネタが多いのは新鮮かもしれない。そして待ち受ける人外に厳しい展開。
中等部編から振り返ってみれば、怨霊の死因だったり、メカの欠損描写が妙にリアルだったり、跡形も無く爆発したり、真っ二つだったり、胸貫かれてたりと少年少女の見た目でも人外相手になら何やってもいいと思ってたんじゃなかろうな!?
62話
ここでラスボス。高等部編エピソードはいったん区切りを迎える。
63話は後日談でなんの話をするのかと思いきや。
63話
なんだかそれらしかったなぁ…と思う後日談で締める。
総評
途中シリアスになりつつも最後まで安定して安心して見れるアニメだったなぁ、ってところがあります。ギャグとシリアスのバランスが楽しかった。BPO案件もなかったしもしかしたらシリーズで一番落ち着いてるまである。
中等部編では主に霧隠会長とマタロウにスポットが当たっていた展開が印象的だったが、ついにやっと高等部編にて主人公なのに謎が多かった寺刃くんにスポットが当たった展開が多かった。
いっそ、主人公だけ過去が謎のままでもミステリアスで想像の余地が出て逆に面白いのでは?(ゲーム系にありがちな出自謎のミステリアス主人公が好きなので…)などと思っていたりしていたが、
自分の行動は思いつきだと言うジンペイだが、行動の根幹と思しき部分が過去エピソードから垣間見えたことが、キャラの深みと説得力が増すと思うのだ。やはりここはアニメ展開ならでは。
ここは高等部編やってくれてありがとう、って思った要素でしたね。
しかし過去の妖怪ウォッチ要素も絡ませようと思えばもっと絡められたと思うんですが、あえてそうしてないような雰囲気がある。これは妖怪学園Yなのでこれでいいんだ。うんもうそういうことでいいよ。
そして意外にも1クールでまとめ上げていた高等部編。
途中展開が異様に駆け足になったりもっと新キャラたちのエピソードが観たかったなー、と惜しいところは感じますが。
なお中等部編感想の時に言っていた疑問はほとんど回収されなかった。
以前書いた記事に2~3クール行けてそうって言ってたけど、それってがっつり過去絡ますつもりだったならって妄想の上だったので…だけど現実はアトランティスだったので…。
まぁその、無理に絡んできたとしても予想以下の扱いになる可能性もありますし(空亡の扱いはあれで良かったのか…?)展開が予想の斜め上だったり斜め下だったりと怖いところがあるんですよねこの会社の作品……。
先述したように気になる要素が回収されていなかったり、ぼかされているようなところももっと掘り下げた方が良いのでは、と気になるところもちらほら感じた。でもまぁ全体的には夢中になれたので楽しい作品でした!!
伏線回収した二期(あるいはゲーム)が来たら嬉しいなぁ、とは思うのですがYSP能力は子供にしか扱えないという設定がある以上未来設定の続編は作りにくそうな気がするんですよね。これはもう少年少女の成長を止めてもらうしか!(過激派)
むしろ過去の設定が結構興味深いと思うので、そっちの方を掘り下げるのもありだと思う。前述のように消化不良に感じられるようなところがあったので…。
今後の展開を考える
年末に漫画版が終了、春にはDLC3配信、アニメ終了ときて次に出るものはなさそうなのが展開終わった感がする。さみしいなぁ、、。
また、ゲームの連動サイトである「ワイワイオープンキャンパス」も4/30終了予定。
⚠大切なお知らせ①⚠
— ゲーム「妖怪ウォッチ」公式 (@game_yokai) 2021年4月16日
ゲーム #妖怪学園Y 特設サイト
「ワイワイオープンキャンパス」は
4/30(金)15時をもって
サービスを終了させていただくことになりました。
終了後は、学生証の作成、ポイント交換、
入手したコードやムフフ部屋の閲覧など
本サイトの全ての機能が
ご利用いただけなくなります。
いやいやいや、畳むの早くねぇか。ゲームDLC4の予定は…あっいえなんでもないです。
やはりどこかで平行展開出来ないものなのだろうか。一年に一度特番でやるとか…。かの有名な国民的アニメだって、本編の設定や一部キャラ設定を流用した番外編やってたからそんな感じのノリで。
ところで4月発売予定の、ベスト盤ゲームソフトだが、
……もしかしてこれ、♪への布石だったのではと思えてくる。
このことから導かれるのは、ベスト版や映画を地上波放送するときにフラグが立つのでは!?
……などと思ったりしているのです。ついでにYメダル再販して。わたし最初期のやつ持ってない。
異質なカルトアニメ妖怪学園Y
国民的ブームを起こした妖怪ウォッチの間にある一見謎の迷走シリーズに見えるが、面白いやつだったよ…!まさか今シリーズをきっかけにひさびさに妖怪ウォッチシリーズに戻ってくるとは思わなかった。
最初に見た話が次回、会長爆散でうわこれ絶対面白いやつだ!!と思いながらも、レベルファイブだよ??信用して良い???と微妙に半信半疑に突っ込んで言った結果、見事に中毒になってしまった人間を一部には(おもにここの管理人)生み出してしまったことを忘れないでいただきたい…!おそるべしレベルファイブ。
ところで最後にひとつ思い出したんですが、
これ持ってるんですが…まだ未開封なんですよね……。
完全に観るタイミングを逃してしまった。今観たらなんか辛くなりそうだし、悩む。