映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』を観てきた


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先週末に見に行った映画の感想でも。

luoxiaohei-movie.com

『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』は中国産のアニメーション映画。

実は一年前に一部の劇場では字幕版が放映されていたことも知っていたのですが、字幕は読んでて疲れるのでちょっと躊躇していました。

それが先週、日本の声優による吹き替え版が放映されたとのことで、観に行ってみようかと。中国のアニメ事情が気になるのもありまして。

花澤香菜さんの少年演技が気になったのもありますけどね。


「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来」日本語吹替版 本編特別映像【冒頭シーン】

冒頭の猫シャオヘイの姿の動きが可愛いんだこれが…

 

黒猫の妖精、シャオヘイは住んでいた森を追われ、都会をさまよっていた。
そこで自分と同じ妖精であるフーシーと出会い、人里から離れた島で一緒に暮らすことに。しかしそんな暮らしは長く続かず、人間であり最強の執行人、ムゲンに捕まってしまいます。
最初は反抗を見せていたシャオヘイですが、旅の過程で徐々に自らのこと、ムゲンのこと、人間のことを知っていく…。

シャオヘイが可愛らしいのはもちろんのこと、旅の途中でちょこちょこ見せるムゲン様の細かいしぐさがとてもいい。イケメンだけどギャグっぽいコミカルなところがあるのがまた良いんだ…。

ほのぼの系のような内容に思えますが、シャオヘイが自らのことを知ったあたりから急展開となります。

バトルシーンもあり、それが非常にレベル高くてとてもかっこよかった!
特にラストバトルは場面の設定を上手く使い思い切った迫力あるバトルを描いてるなーと思えた。描きたいもの描いた感が良い。

また序盤は自然が沢山の風景ですが、途中で舞台が変わって現代中国の風景が垣間見られる。中国人の描く自国の風景が見られて興味深いなーと感じたり。
都会に車がめっちゃ多いところとか。

 

旅の末にシャオヘイは何を知るのか、どんな未来を選ぶのか、

それがもし自分だったらどんな未来を選ぶだろうか…。

そんなことを考える作品でした。

今度はシャオヘイやムゲンやフーシーらのバックボーンに注目しつつ、二回目行こうかなぁ。