唐突にダンボール戦機というアニメを思い出した。
ダンボール戦機はゲーム会社のレベルファイブによるメディアミックスプロジェクト。
放送当時イナズマイレブン視聴者だった筆者は、レベルファイブがまたなんか作品出すらしいぜーで毎週水曜日はレベルファイブアワーだった。いや実際には兵庫西部はテレ東系映らなかったのでBSで見てたんですけど。
イナズマイレブン、ダンボール戦機、妖怪ウォッチ。いやほんとこれらの作品が放送されてた頃は…よかった…青春の1ページだった…
終わったコンテンツではあったが、なんと去年プラモが再販されていた。美少女化？ソンナノモアリマシタネ……
そして久しぶりにアニメ一話見てみたらこの導入は完璧すぎない…？やっぱり最高だわこのアニメって再確認したので第一話のあらすじと感想を書いてみる。
コロコロ系ホビアニの面白さとロボットアニメのお約束をグッと凝縮した感じの良作アニメ。
公式無料配信動画の第一話を再生しながらお楽しみください。
ニコニコのテレビ東京あにてれシアター、Amazonビデオでも配信中。
2046年、強化ダンボールの発明によって、世界の物流は革新的な進歩を遂げた…
なぜか落ちてくるダンボール。
地面にぶつかり盛大に砂塵を上げるダンボール。なぜ落ちてきた。
アニメの前置きシーンでなぜか毎回すごい勢いで落ちてくる強化ダンボール。
どの視聴者の印象にも残るに違いない。つかみはバッチリ。
このダンボールはホビー用小型ロボット、LBXの戦場として使われるようになった。
この小型ロボットのことを「ダンボール戦機」と呼んだ…
ダンボールとロボットという一見よくわからない組み合わせについて説明。
興味を惹きそうなタイトルしてるよね。
ところ変わってここは2050年のお台場ビッグスタジアム。
LBXの世界大会アルテミスが開催されている。
この会場のある三人の少年少女のチームが映される。
LBXのバトルの様子。ロボットはガラケーのようなコントローラーで操っている。
場面はLBXの戦う戦場。
この戦闘CGの出来がいい。
バンと呼ばれる少年のLBXが相手LBX一体を一刺しにし、その隙に襲い掛かるもう一体のLBX。
しかしバンはあえて武器を捨て、相手を打ち上げる。
カズと呼ばれる少年の操るLBXがその打ち上げた相手を見事にスナイプし相手は爆発する。
鮮やかな展開すぎて惚れ惚れする。爆発はお約束。
そしてBGMが良い。
一回戦突破に喜ぶ三人、ここで思わせぶりにイケメン登場。先に言っちゃうとこの人はのちに戦闘機で登校してきます。
超展開を用意してくる流石レベルファイブ。
おまけに思わせぶりに眺めるイケメン（のちに重要人物になるというお約束も守っている）
そしてBGMがいい（2回目）
何やら壮大な思惑が渦巻いている模様が語られる。
そしてこれから語られる話は過去のことだということを説明される。
OPに入ります。
このOPが最高に天才すぎる。
ノれる曲調が非常にいいのはもちろん、まず歌詞。
果てしない道の方が
冒険の旅を君と
長く味わえるでしょ
天才の発想のそれだと思った。
人づきあいについて知り尽くしてないと書けないし意味に気づけない歌詞だと思う。
小さなアイデア一つで世界は楽しく変わる
このフレーズ、短いながらもセンスあると思いませんか。天才。
商品開発系の職種に就きたいと思っている人に響くと思う。 座右の銘にしたい。
そして前述の歌詞のところからSEが徐々に増えていってにぎやかになるのが堪らないんだこれが。
サビでキャラが出るたびドゥーンとかやかましいSEが入るのが面白すぎる。昔のメカアニメにはよくあった演出だとか。
久しぶりに聴きなおしてマジで惚れ直したアニメOPです。思い出補正込み。
本当はダンボール戦機シリーズOPについてだけをひたすら語る記事を書こうと思ってたのに、ついでに見直した無印アニメ一話が面白すぎてこんな記事になった。
このブログ的な余談をすると、ダンボール戦機二期のOPが昔jubeatに収録されていたことがある。
OP明け。
何やら逃走する女性（美人）
このアニメは本当にキャラデザインがイイ。
子供向きのロボット系ホビアニながら、子供キャラ、可愛い女の子、渋い大人たちまで登場する。
八神さん登場 CV．星野貴紀
赤い髪の毛で苗字は八神でこのCV…おっと？
ところ変わってミソラタウン。
めっちゃいい笑顔で駆けていく山野バンくん。
駆け抜けていった先はキタジマ模型店。
店主、入荷した新型のLBXを見せてくれる。
アキレスという名前のもののようだ。
↑これ
なお作中の最新雑誌の新製品コーナーには載っていない。
最新情報にも載っていない謎のLBX...これは匂いますね…
このころのバンさんはオーバーリアクションだったり表情がコロコロ変わったりして可愛い件。
そして模型店でカズとバンのバトルが始まる。
一方そのころ…
組織から開発用の新型LBXが運び出されたという話が語られる。
組織の名前が発言されたり。
…そうこうしてるうちにカズとバンのバトルは終了していた。
またね、と別れ一人になったバン。
デデデデデデデデドン！（Aパート終了）
…ここで大体このアニメの世界観はわかっていただけたのではないでしょうか。
現実のカードショップのようにカジュアルに模型店で対戦してるところが、近未来SFみたいな世界観に惹かれる。
カードアニメとは違って、現実にありえそうと思えるところに夢があってイイ。…がそれが作中で社会問題になるわけですが。
Bパート開始。
バンが一人で向かった先は河原だった。そこで物思いにふける。
回想シーンのショタバンくんもかわいいなぁ！！
LBX開発の仕事をしている父親との日常。
ほほえましい日常は続かず、父親は仕事で徐々に家族から離れていく。
そんなある日、父が乗った飛行機が行方不明になったとニュースが。
いきなり父親が行方不明というさらっと恐ろしい事実を明かしてきよる。
ただレベルファイブ作品にはよくあること。
（じいちゃんが死んだことになってるイナズマイレブン（無印）さん、一話から母親が死ぬアレスの天秤さんの方向を見ながら）
ホビアニで父親が行方不明ということはもちろん、「あ、これは生存フラグだな？」とワクワクしたのは言うまでもない。
そんな思い出にひたっていたバンくんのもとに、冒頭で逃げてた女性が話しかける。
なにやら急いでいる様子で人類の希望と絶望が詰まっていると、いきなり渡された箱…
これが世界を救うカギになると説明される。
家に帰って箱を開けると、出てきたものは…
AX-00と書かれたLBX
↑これ
世界を救うカギになる玩具…ホビアニらしくなってきましたねぇ！
…と、いきなり不法侵入してくるLBXが。そう、奴らの狙いはこの世界を変えるカギになるLBX。
いきなり渡されたメカでいきなり敵と戦う展開というどこかのロボットアニメのお約束までしっかり守ってくれる。
なお家の中で戦って爆発起こしたりしてるけど大丈夫か。あれ、ダンボールは？と思ったあなたは正しい。
…と第一話を見ていきましたが、ツッコミに困るくらい話の展開のテンポが良くて飽きない。
見た目も中身も個性的（ただちょっと懐かしさ感じる）ような登場人物やカッコイイメカがどんどん登場するのでついつい続きを見てしまうこと間違いなし。
しかし一応子供向きアニメって分類なので、話が比較的わかりやすく、最近の複雑な展開のアニメに疲れたという大人にもおすすめ。
第二話も超展開の続出なので気になったらぜひ見てください。
ギャグだと思ってたデスロックがマジだったところとか。
シリアスな雰囲気でギャグシーンに出てきたことを語りだすので笑えますよあれは。
