UFOキャッチャーをやるの巻。

 

ききょう、UFOキャッチャーをやる

きっかけ

音ゲーこんでるなぁ…適当に見て回るか。

気が付いたんですけどうちのホームのゲーセン、プライズ機の3/4くらいの景品がフィギュアっていう完全にそっち系のお客さんがターゲットっぽかったんですよね。これは発見だった。

そこで一目ぼれをした。

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 024アナスタシア

アイドルマスターシンデレラガールズのアーニャと呼ばれるキャラのフィギュアだ。CV:上坂すみれ。ロシア語を喋る。

昔やっていたゲーム中では特に特別な感情を抱いたことはなかったのだが、このフィギュアは造形、質感、衣装、顔共に非常に好みだ。

ちなみにデレマスは脇山珠美ちゃんとナターリアちゃんが好きです。

 UFOキャッチャーは嫌いなジャンルだった

自分の中でも嫌い、苦手なジャンルのゲームはあれど、ジャンルのなかには何本かは比較的好きなタイトルがあったりする。しかし例外なく大嫌いなのはプライズゲームだ。

思えば私はUFOキャッチャーだけは避けてきた。
始めてゲットしたぬいぐるみはほぼ店員さんに取ってもらったし(あの店員さんめっちゃ上手かったな)、友人に100円突っ込んだら誰でも取れると言われた機械で一個も取れなかったり確率機に酷くやられたのがトラウマ。子供のころは月のお小遣い500円しかなかったんだよそんな無駄遣いできるか!

お金を入れて何も手に入らないということが相当嫌だった。
それで学習したのか二回目に取ったぬいぐるみは同じ機械で同じ商品を取った実績のある友人に取らせ、あとのフィギュアとかはほとんど妹に取らせることでUFOキャッチャーを回避してきた。

ああ、一つだけ取った景品あったわ、スーパーのゲームコーナーにあったどうせ食品コーナーの見切り品でも持ってきたのではないかと思ったブラックサンダー投入額と商品価格を割ったらどう考えても食品コーナーで買った方が安かった。

同じ100円なら景品なしでもポップンミュージックに投入して10分間に数千回ボタン叩くか、中古ゲーム屋で型落ち機のゲーム買って遊んだほうがお得じゃね?と思ってしまうタイプの人間になった。
物欲がないしフィギュアみたいなものはどこに置くんだよと思ってしまうので、興味がなかったというべきか。
プライズで取るより駿河屋かヤフオクで買う方が絶対安いし。

しかしこのブログがゲームセンターをトータルに楽しむってテーマなんだからプライズもやらなきゃ、やり遂げなければならない(テーマはさっき考えた)

いざ挑戦の時

で、この景品がある台の仕組みはこう。

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最初の様子

 

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台の右にアームの左で引っ掛けていくのがコツ!という説明書き(攻略法)があり、その通りに進めていった。

なるほど、ずらしていったらいずれ取れるだろう、と500円玉を投入。

思えばUFOキャッチャーをやろうとしていた自分はだいぶんむしゃくしゃしていたと思う(仕事でイラついてた)。

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しばらく進めると景品が大きく動いた。手前さえずれれば取れそう…(な気がした)

電子マネー残高から100円、千円札複数枚を両替して100円…と機械にお金を投入していく。

手前にキャッチャーの本体をぶつけてみたり上を引き上げたりしようとしてもちょこっとしか動かない。だんだんムキになってきた。

コンコルドの失敗という言葉がよぎるが投入していく。だんだんギャンブル脳というものが分かってきた気がする。

そうこうしているうちに店員さんがやってきて「景品動かしましょうか~?」と聞かれる。言うにはこの形からとることは難しいらしい。

どう動かしたらいいかわからないので言われるがまま簡単らしい形にしてもらう。

が、店員さんが去った後思いっきり失敗形にしてしまう。

そうなったら呼んでくれとも言われていたが、呼び方がわからないので(狙い方もわからないので)そのまま突っ込む(馬鹿)。

また店員さん(別の人)が来られ、もうこれならあと1回で取れるやろ!ってくらいの難易度にしてくれる。しかも景品袋を用意して待機している(ここまで来たら引き下がれないので両替に走る)、そして店員さんの目の前で300円を溶かす(あぁ、これが音ゲーなら30分遊べたのに)。

そして最終的に店員さんの言われるがままのタイミングに合わせてキャッチャーを操作したら、景品がスコーンっというように落ちてきた。

ずいぶんあっけないなともおもったが、かくして私は初めて自分一人でUFOキャッチャーの大物景品を獲得したのだった…(もう二度とやらねぇ)

悔しいのでこうやってブログのネタにすると決めた。突っ込んだお金はホームゲーセンがちょっとは延命できる資金になったと考えよう…やっぱりどう考えても音ゲービデオゲーとは比べ物にならんくらい利益になるね…

音ゲービデオゲー専門店みたいなところは大変だなぁ・・・

フィギュアを組み立てる

さて、景品を無事に持ち帰り開封する。

驚いたのは、フィギュアって組み立て式なんですねー。

組み立て式といってもプラモみたいな感じでなく、ちょっとパーツが分かれてるって感じ。

しかしこの組み立てが自分にとっては苦難だった…

まずパーツが分かれていると述べたが、大まかに分けるとこうなっている。

顔、体、体の装飾、台座、棒。


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説明書などは付属していないが、ここまでパーツがおおまかになっているとなるほど顔を体に入れるのだなということはすぐ理解できる。

が、この顔と体を接合する作業が難しいなんて想像できただろうか…

 

普通に入れようとすると、髪の毛が細い指に当たる…

箱を見ながらこの位置でもないこの角度でもないとうんうん悩み、やっとこさ入れられた結果がこちら。

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あれ、箱の写真より指が曲がってる…

やり直す。

一つ分かったのは、接合ジョイントみたいなのがガタガタなお陰で入れた後もある程度横に動かせるということ。

ということで、一度フィギュアの指を伸ばし、曲がらないよう注意しながら接続、その後滑らせるように膨らんでいる髪の上に指が乗るよう調整する。

指が柔らかくて心配になるよ…
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完璧だ…!

なお後ろのひらひらをつけるためにもう一度顔と体を外してやり直す羽目になった!

無事、身体が完成したらヒールのようになっている足を台座と接続し…
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完成っ…!
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ところでこの棒何?

フィギュアレビュー

まさかのフィギュアレビュー。

一目見た時から好きでした。素晴らしいの一言。

すらっとした足に大人っぽいアイドル衣装なのがいい。これはアイドルを題材とした作品だからこそだね。透明な衣装の揺らめきのシワの表現が特に素晴らしい。

下から覗いたら布の食い込みまで表現されてて最近のフィギュアは細かいですね…

服のしわ感、アクセサリーの細かさがまた良い…上手いことくっついているが浮いてるように見える。手に持っているガラスの靴も、触ると一つ一つバラバラになってて、細かいっ…!

うちのデッサン人形にはできないポーズだったので絵の資料的にも良い。


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この素晴らしいフィギュア、気になった人は駿河屋をチェックだ!!

 

フィギュアアナスタシア 「アイドルマスター シンデレラガールズ」 ESPRESTO-Shining materials- スターリープライドのアナスタシア

泣いた。